新発売2023年モデル「NIKEN GT」「TRACER9 GT+」「XMAX 300」欧州で発表

2023年欧州モデル「NIKEN GT」をEICMAに出展~排気量アップ、新フレーム、ナビ機能対応TFTメーターなどでツーリング性能を向上~

2022年11月8日発表

ヤマハ発動機株式会社は、大型スポーツタイプのLMW※1モデル「NIKEN GT」をモデルチェンジし、11月8日からミラノで開催される「EICMA 2022(国際モーターサイクルエキシビション)」に出展します。なお、日本での発売は2023年秋以降を予定しています。

「NIKEN GT」は進化したLMWテクノロジー※2が生み出す安定感に支えられたコーナリング性能と、快適な長距離ツーリングを可能にする上質なクルージング性能を両立させた大型スポーツタイプのLMWモデルです。

2023年モデルは”Evolution for high-end touring”をコンセプトに開発。長距離ツアラーとしての快適性と積載性を向上させました。また、LMWならではの軽やかなハンドリングに加え、所有欲を満たすための上質さなど、LMWカテゴリーのフラッグシップにふさわしい仕上がりを実現しています。

主な変更点は、1)現行の845ccから888ccへ排気量アップ、かつクランクマス増加によりドライバビリティを向上した新型CP3エンジン(クロスプレーン・コンセプトの3気筒)、2)応答性を高めた新設計ハイブリッドフレーム、3)セッティングを見直し、路面追従性を向上したリアサスペンション、4)シフトダウンにも対応するクイックシフターなどの各種電子制御、5)スマートフォンとの接続でツーリングの楽しさを拡張する7インチ高輝度TFTメーター(ナビ機能対応)※3、6)新たな機能を調和したスタイリング、7)可動式スクリーンや純正アクセサリーのサイドケースの取り付けに配慮したステー、足付き性を高めた新作シートなど、ツアラーとしての快適性と機能性をさらに高める充実装備です。

※1 LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称、商標登録第5646157号。
※2 LMWテクノロジー=パラレログラムリンクを用いたサスペンションと操舵機構で軽快感と安定感の両立に貢献する技術。
※3スマートフォン情報やナビ情報を表示するには専用アプリ2種のインストールが必要。

「NIKEN GT 欧州仕様車」

ヤマハリリース情報
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/1108/niken.html

2023年欧州モデル「TRACER9 GT+」をEICMAに出展~世界初※のミリ波レーダー連携UBS、アダプティブクルーズコントロールなどを搭載~

2022年11月8日発表

ヤマハ発動機株式会社は、11月8日からミラノで開催される「EICMA 2022(国際モーターサイクルエキシビション)」に欧州向けスポーツツアラーの新製品「TRACER9 GT+」を出展します。日本での発売は2023年夏以降の予定です。

今回の「TRACER9 GT+」は、”The Multirole fighter of the motorcycle with advanced technologies”をコンセプトに開発しました。スポーツ性と実用機能を備えた「TRACER9 GT」をベースに、”ミリ波レーダー”を搭載。”アダプティブクルーズコントロール”などの新機能を追加し、ツーリングの目的地で心ゆくまで楽しんでいただくために、高速道路など道中でのライダー負担を軽減することを目指しています。目的地の選択肢を広げ、週末を豊かにする「TRACER9シリーズ」に、最新デバイスを充実させた、ツーリングカテゴリーのフラッグシップとなるモデルです。

「TRACER9 GT+ 欧州仕様車」

「TRACER9 GT+」の主な追加機能
1) レーダー連携ユニファイドブレーキシステム(UBS)
ミリ波レーダーとIMUが感知した情報をもとに、前走車との車間に対し、ライダーのブレーキ入力が不足している場合、前後配分を調整しながら自動でブレーキ力をアシストする新型ユニファイドブレーキシステム(UBS)を装備。ミリ波レーダーとUBSの連携した機能はモーターサイクルでは世界初※。さらに電子制御サスペンションも連動させ、ライダーに負担の少ないフィーリングを実現しました。
2) アダプティブクルーズコントロール
高速道路などで先行車両に追いつくと一定の車間を保って追従走行が可能となるアダプティブクルーズコントロール。ヤマハのモーターサイクルとしては初採用です。
3) 第三世代クイックシフター
加速時、減速時に関わらずシフトアップ&ダウンに対応する新型クイックシフター。
4) イルミネーションライト装備の新ハンドルスイッチ
5) スマートフォンとの接続によりナビゲーション機能も使用可能な7インチ高輝度TFTメーター
※ 2022年11月8日現在ヤマハ発動機調べ

ヤマハリリース情報
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/1108/tracer9.html

スポーツスクーター「XMAX 300」を6年ぶりにモデルチェンジ~スタイルを一新、ナビ情報を表示できる4.2インチTFTディスプレイ搭載~

2022年10月28日発表

ヤマハ発動機株式会社は、水冷・292ccのBLUE CORE(ブルーコア)※1エンジンを搭載するスポーツスクーター「XMAX 300」の2023年モデルを11月8日からミラノで開催される「EICMA 2022(国際モーターサイクルエキシビション)」に出展します。なお、日本では249ccエンジン搭載モデルを2023年夏以降に発売の予定です。

今回の2023年モデルは2017年の初代以来6年ぶりのモデルチェンジで、”Condensed 7days Mobility”をコンセプトに開発しました。新たな特徴は、1) MAXシリーズの象徴”Xモチーフ”を随所に織り込んだ新しいスタイリング、2) ライダーのスマートフォン情報やナビ情報※2を表示できる4.2インチカラーTFTディスプレイ、3) 灯火器のLED 化や足付き性とフィット感に配慮した新作シートなどです。

「XMAX シリーズ」はグローバルモデルとしてデビュー以降、欧州では通勤用途をメインに250~300ccクラスの人気モデルとして、アセアン地域ではスクーターのトップエンドモデルとして、また、日本では幅広いお客さまから人気を博している製品です。

当社は、2030年までに全ての製品をコネクトする「コネクテッドビジョン2030」を掲げています。コネクテッド機能を搭載した製品ラインアップの拡充、モバイルアプリ展開を加速するとともに、コネクテッドデータをお客さま体験サービスや製品開発、品質向上に活用していきます。なお、今回の「XMAX 300」もコネクテッド機能を充実させた最新モデルです。

※1 BLUE CORE:ヤマハ発動機株式会社は、”走りの楽しさ”と”燃費・環境性能”の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想として、2014年より”BLUE CORE” を掲げています。この思想は高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るもので、「XMAX 300」のエンジンもこの”BLUE CORE”思想に基づき開発しました。商標登録第5676267号。
※2 ライダーのスマートフォン情報やナビ情報を表示するには専用アプリ2種のインストールが必要です。

「XMAX 300」

ヤマハリリース情報
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/1028/xmax.html